リンパの役割は、人間が活動するために必要な酸素や栄養を細胞の隅々まで届ける事!

「酸素や栄養の運搬は血液の役割じゃない?!」と疑問に思う人が多いでしょう。

確かに、血液は血管を流れ酸素や栄養を運びます・・が、血管までです。

リンパは、動脈の毛細血管から細胞と細胞の間にじっわっと染み出し、一つ一つの細胞に、酸素や栄養を直接届けます。

なんとその量は血液の2.5倍もあるのです!!

リンパはそれだけじゃない、体内の酸化物質・老廃物を回収・更にエネルギーの変換や細胞を合成し、不要な二酸化炭素や老廃物を排出、それらを回収し一部はリンパ管を経由して、リンパ節で老廃物をろ過してから、静脈へ。

この凄い働き者がリンパです。

では、この働き者=リンパと肩こりがどのようにつながっているのか・リンパが働かなくなると恐ろしい事になってしまう等、ポイントをご紹介します。

 

ひどい肩こりはリンパも原因!?コリとリンパの関係を徹底リサーチ!

では、具体的にみていきましょう。

 

1、リンパってこんなにスゴイ!!「働きもの」

全身をめぐるリンパの動き

リンパ(液)とは、白血球、リンパ球、蛋白質、いくらかの赤血球からなる白味がかった黄ばんだ体液です。

このリンパは先ほども書きましたが、めまぐるしく体内で動き回っている「働きもの」です!

【下記図、主なリンパ節とリンパの流れ】

(出典:http://dr-medo.com/lymphedema)

  1. 動脈の毛細血管から一部リンパ(液)が染み出し細胞の隅々まで酸素や栄養を届ける。
  2. 細胞が活動した後に残った老廃物や二酸化炭素を回収します。
  3. 一部のリンパは老廃物・二酸化炭素を「リンパ管」に運び、リンパ管には、途中いくつかの中間地点に「リンパ節」という「節」があります。そこでろ過します。
  4. 大部分のリンパはリンパ管を通らず二酸化炭素と一緒に、直接静脈の毛細血管に吸収され、再び血液となって心臓に戻ります。

 

1⇒2⇒3⇒4⇒1へ・・と私達が「若々しく健康」でいられるのは、このリンパがとどこおりなく、全身を巡り役割を果してくれる事が欠かせません。

もし、リンパの流れがとどこおってしまうと二炭化酸素や老廃物がたまったままになるのです。

すると以下のような症状が出てきます。

 

  • 体のあちこちが痛い
  • 疲れやすい
  • 肌にツヤがない
  • イライラ感
  • 更年期障害

 

など悪化・不調状態に陥ってしまうのです。

今あなたは大丈夫でしょうか、思い当たる節があれば少しリンパの流れもケアの一つに入れた方がいいかもしれません。

 

リンパ管は体中に張り巡らされていて血管に似た構造をもっています。

中はリンパ液といわれる体液が流れているのです。

しかし、血管の様にポンプ(心臓)によって流れているわけではありません。

リンパ管のリンパ液は筋肉の動き(収縮)によって流れます。筋肉が緩んだり締まったりすることで、リンパ管は伸びたり縮んだりします。

 

リンパ節の重要性とは?

(出典:http://nourish.toyobiyo.jp/beauty/biyousin/012002002.html)

顔面から頸椎に沿って【上図】の様に沢山の「リンパ管にリンパ節」があるのです。

リンパは筋肉の動き=筋肉が硬くなる➡リンパ液が流れない➡老廃物・有害細菌・癌細胞が貯まる➡むくみ・痛みが生じる事になるのです。

 

そして2~3cmまで腫れあがり、皮膚の上からも皮上のグリグリとした塊として、触れる事が出来る様になってしまいます。

 

肩こり」も同じ原理です。

 

リンパが流れるリンパ管は、全身に広がっています。

各細胞の排水を担いながら、徐々に合流して静脈に注がれます。

 

特徴的なのは左右非対称なことです。

(出典:http://lymph.sejutsu.net/lymphexplanation/lymph-stream.html)

右リンパ本幹は、右上半身と右腕のリンパを集め右静脈角(鎖骨の後ろ辺り)に注ぎます。

左リンパ本幹は、それ以外のリンパを集めて左静脈角に注ぎます。

 

 

【鎖骨上リンパ管腫の実例】

例えば悪性腫瘍ができたら?!

細菌や腫瘍細胞がリンパ管内にとても入りやすく、それらが「リンパ節」に運ばれる為にリンパ節が腫れたり、リンパ節内で腫瘍細胞が増殖し転移巣を作ったりするのです。

 


【右図】腋窩(えきか)リンパ節などは・・女性特有の「乳がん」が転移を起しやすい場所でもあります。

 

 

【鎖骨上リンパ管腫の実例】

 

 

 

(出典:http://fukase.life.coocan.jp/OK-432/supraclalymph4.htm)

 

 

2、ヤバい!!リンパと「肩こり」の関係って?!

 

【顔面から首にかけてリンパ節】

(出典:https://otona-skincare.com/aging-care/post-1152/)

 

【首の筋肉】

(出典:http://yumetowa.com/index.html)

 

2逃げられない!!テクノストレスとは?

パソコンやスマホの使いすぎなどが原因で、体調不良を起こす人が増えています。

  • 疲れ目
  • 肩こり・首こり
  • 腰痛
  • 腕の痛み
  • 頭痛

なんといっても頭や腕の重みを支え続けるのが「肩」です。

ましてや同じ姿勢を続けていると「斜角筋」が疲労し血行不良からリンパ節の働きがとどこおってしまいます。

乳酸・廃棄物・二酸化炭素などがろ過されず、痛みや疲れを覚える「肩こり」となります。

  • 耳下線リンパ節(じかせん)
  • 浅頸リンパ節(せんけい)
  • 顎下リンパ節(がくか)

これらは比較的浅い部分にあり、筋などで覆われていないので、リンパが還流してくる領域に炎症などがあると、腫れているのが皮膚を通し容易に解ります。

 

「テクノストレス」にさらされている私達は、「肩こり」に悩まされるのもうなずけます。

この頸部を走る神経には、「迷走神経」と「交感神経」もあるので、初めは目眩・頭痛を伴い酷くなると「自律神経失調症」に及ぶ危険もあるのです。

 

そこで私達は「マッサージ・整体・カイロプラクティック 等」頼りたくなるものです。

しかし、そこには大きな危険があるのです。

リンパの腫れや痛みに隠された「病気」も沢山ありますので【リンパ管腫】や【リンパ浮腫】を揉んだり、叩いたりは危険です。

 

手技による医業類似行為の危害-整体、カイロプラクティック、マッサージ等で重症事例

(-平成 24 年 8 月 2 日 独立行政法人国民生活センター より。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120802_1.html「国民生活センター」より引用)

(1)主な危害事例

【事例1】

指圧・マッサージ店で全身の指圧マッサージを受けたところ肋ろく 軟骨 なんこつ を骨折した 15 年以上前から行きつけの指圧・マッサージ店で全身の指圧マッサージを 1 時間半受けた。

終了直前にブキッと音がして息をつけない痛みを感じたが、1~2 分で通常に戻ったので激痛が あったことを言わず帰宅した。

その夜発熱し痛みが出たため整形外科を受診したら肋軟骨骨折で 加療に 1 カ月を要すると診断された。

(受付年月:2012 年 4 月、埼玉県・60 歳代・女性)

 

【事例3】

接骨院でカイロプラクティックを受けて肋軟骨を負傷、頸けい 椎 つい 捻挫 接骨院でカイロプラクティックのコースを受け、肋軟骨を負傷した。

この骨はレントゲンに映 らないが、整形外科医は診断書を発行してくれた。

その後めまいが出て、頸椎捻挫の診断書も出 た。自治体の法律相談、弁護士、国の法律相談、警察、保健所に相談したが、どこも因果関係が はっきりしないと交渉等はだめだった。

このことで体調不良となり退職に追い込まれた。

(受付年月:2011 年 8 月、東京都・30 歳代・女性)

 

 

【事例4】

接骨院に行ったら痛みがひどくなったが、病院に行かず通院を続けるよう言われた 肩こりが続き接骨院に行ったところ、捻挫と言われた。

通院するうちに痛みがひどくなり、物 を持とうとしても手が震えたり睡眠中に激痛で目覚めるようになった。

先生に話したが、「捻挫 から四十肩になっている。

提携病院を紹介してもよいがきちんと固まっていないと注射は打てな い。

自分に対する信頼性がないから治りが悪い」と言われ、現時点では病院に行くよりこのまま 通う方が良いと思い、通い続けた。

今月初めに整形外科を訪ねたら「左肩関節周囲炎石灰沈着性 凝固肩」と診断され注射を打った。

今まで無理に引っ張ったり伸ばしたり不適切な治療をしてき たので炎症を起こしたと思う。

(受付年月:2011 年 3 月、神奈川県・40 歳代・女性)

 

リンパマッサージを仕事にする際には、資格が必ず必要になります。

まずマッサージ師を名乗ってリンパマッサージを仕事にしようとする場合、必ず医療国家資格が必要になります。

日本では資格なしにマッサージ師を名乗る事は違法です。

医師や正看護師、作業療法士やあん摩マッサージ指圧師などの資格を既に取得していることが、リンパマッサージの資格を取得する前提でもあります。

 

やってはいけないNG行動とは?!

リンパが流れるのは、たった5g程度の刺激で大丈夫なのです。

 

食パンを手でふれた時表面が押されて凹まない程度のごく弱い力に、血管や筋肉が反応しリンパが体内をスムーズにめぐります。

チークブラシやファンデーションブラシで30秒ぐらいなでるだけでOKです。

 

 

それを知らずに「肩こり」がつらくやってしまう「NG行動」とは?!

1、病気持ちいいマッサージ

△マッサージで強く押したり揉んだりすると、筋繊維が傷ついて断裂する事が?!

一度傷ついた筋繊維は再生すると以前より硬くなるため、揉めば揉む程、筋肉は硬くこりやすくなるのです!!

 

2、過度な運動

△楽しんでする運動ならOKですが、健康の為に!!と無理に運動したり頑張りすぎたりするのはNG!

筋肉が緊張してリンパの流れが悪くなり、疲労による酸化物質が体内にたまってしまいます。

 

3、ストレス過多な生活

△仕事や人間関係でストレスが多いと、無意識のうち歯をくいしばったり、猫背になりがち。

全身の筋肉が緊張し、リンパの流れが悪くなります。肩の力を抜いてリラックスを心がけることです。

 

4、こんな病気も発症します!

リンパ節を取ったり放射線を当てたりする治療により、リンパ管が傷み、リンパ液が皮膚の下にたまって浮腫となる。

手術後の発症率は、乳がんで約10%、子宮がんは約25%とされ、毎年約1万人が発症しているとみられる。

(出典:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170925-OYTET50044/)

 

4、簡単「お掃除しながら」リンパケア

ふき掃除をしながら

テーブルや床を拭く時、手を外側に廻す様にすると、肩や胸まわりのリンパの循環がよくなり「肩こり防止」になります。

床の雑巾がけをするときは、足の拇趾球(ぼしきゅう)を床に付け体重をかけると筋肉の緊張が取れリンパが流れ、むくみが解消です!

 

テレビを観ながら

人さし指を持って「耳から手までがつながっているイメージで行う」ブラブラ腕ゆらしで老廃物がスムーズに回収され肩や腕が軽くなり、疲れや痛みも改善します。

 

荷物を持ちながら

肩にしょる場合は「親指」が寝てしまったらNG!猫背の姿勢になりやすいのです。

ベルトの内側に親指を添えて手の拇趾球(ぼしきゅう)に力を分散されるのがベストです。

自然と体の前側の筋肉に力が分散し、肩が開きます。

その分、筋肉も緩みリンパが流れやすくなり、荷物が軽く感じ、疲れにくくなります。

手に持つ場合も同じです。親指をベルトに添えてしっかり持つ様にします。

 

自分でできる!!優しくリンパケア

<肩こり解消のためのリンパマッサージ >

 

リンパマッサージの注意点

「リンパマッサージ」を自分で行う時に注意しなければいけない事は「圧力」です。

 

筋肉をゆるめる圧力は20gです。

 

これは、1平方cm当たり20gくらいです。 この20gの圧力は血管から細胞にリンパが染み出してくる圧力なのです。

マッサージの最中は20gよりはるかに強い圧力をかけているので、リンパがとどこおってしまうのです。

「体内の中の水」がいきわたらないと「こり」は解消しません。

 

20g以下で、小さな力で触れる事が大切です。これはとても難しい手技ですが、上手にマスターしていく事が大事です。ぜひ習得して下さい。

 

さいごに

これは有名!!リンパマッサージ

(出典:https://kotobank.jp/)

「乳房マッサージ」:乳がんがないか自分で触診し「しこり」を確かめる手技です。

 

これは脇の下の腋窩リンパ節の流れがとどこおり「しこり」ができ、乳がんを自分で入浴中で行えるマッサージです。

これも決して「圧」はいらないですよね。

 

「リンパ・リンパ節」の働きがどれほど重要か解って頂けたと思います。

敏感で繊細なリンパなので、「痛いから・辛いから」と安易に、マッサージや手技など(無資格な所)などで、リンパを傷つけられると、酷いと【リンパ浮腫】が起こります。

(出典:https://jbcs.gr.jp/guidline/p2016/)

 

また傷ついた「リンパ」は再生すれば、リンパ管は硬くなるという事なのです。

それに「リンパ」に隠された病気もあります。「乳がん・自律神経失調症」等です。

 

「肩こり」とリンパの上手な付き合い方

では、日常生活の中でどのように「リンパとコリ」と上手く付き合っていけば良いか?!

 

  1. なるべく緊張せずにリラックスタイム(ふにゃふにゃ状態)を多くとる様にする。
  2. リンパに痛みや腫れがでてきたらマッサージに頼らず、病院に行く事。
  3. リンパを優しく扱いましょう。
  4. 「病気もち・事故の後遺症の場合」手技・マッサージなどは、なるべく避けましょう。
  5. 不自然な姿勢を、正しい姿勢に意識していきましょう。

 

自分は「自律神経失調症」なので「肩こり」は日常です(汗)。

今はなるべく「冷やさない事」「姿勢を正す事」を意識しています。

耳下線リンパ節(じかせん)・浅頸リンパ節(せんけい)・顎下リンパ節(がくか)の腫れる事もあり、医師に相談しています。

お風呂上りに「ボディクリーム」を塗る時にリンパを意識しつつ塗っています(リンパケア)。

 

シャワーも首ライン中心に、当てたりしています。

かなり悪いのでしょう。就寝時は、無意識に手を固く握っています(苦笑)

今、猫背を矯正するのに「どれが自分にあうか」チャレンジ中です。

 

リラックスできれば身体の重だるい状態も軽減するんでしょうが(汗)・・自分自身リラックスできる時間や方法を模索しています。

今まで「鍼・手技・マッサージ」などには頼った事は一度もありません。

楽にはなるのでしょうが、逆に「これ以上悪くされたくない」という気持ちが強いのです。

「リンパに腫れに伴う痛み」を感じたら整形外科に行って下さい。牽引とかではなく触診をし、レントゲン等をしっかりしてくれる医師が良いと思います。

皆さんも「自分にあったリラックスタイム」を見つけ、緊張を抜きましょう。

(記事:kerorin)

 

 

 <我慢できない肩こりにすぐにでも効果を感じる厳選おすすめサプリ!>

  <寝ながら肩こりや頭痛が自然と解消する枕とは!?>